世界から猫が消えたなら(2016年・日本)
公開日:2016年5月14日
配給:東宝
時間:103分
監督:永井聡
原作:川村元気
脚本:岡田惠和
出演:佐藤健(僕/悪魔)
宮崎あおい(彼女)
濱田岳(ツタヤ)
奥野瑛太(トムさん)
石井杏奈(ミカ)
奥田瑛二(父さん)
原田美枝子(母さん) ほか
共同製作:岩田天植
久保雅一
畠中達郎
石川康晴
鉄尾周一
坂本健
水野道訓
高橋誠
宮本直人
吉川英作
エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
プロデューサー:春名慶、澁澤匡哉
プロダクション統括:佐藤毅
ラインプロデューサー:鈴木嘉弘
撮影:阿藤正一
照明:高倉進
録音:郡弘道
音響効果:斎藤昌利
美術:杉本亮
装飾:渡辺大智
編集:今井剛
音楽:小林武史
主題歌:HARUHI
スクリプター:工藤みずほ
VFXスーパーバイザー:神田剛志
スタイリスト:伊賀大介
衣装:荒木里江
ヘアメイク:荒井智美
制作担当:藤原恵美子
助監督:藤江儀全
キャスティング:田端利江
音楽プロデューサー:北原京子
鑑賞日:2016年5月14日
場所:TOHOシネマズ日本橋 スクリーン7(TCX) F-21
■ ストーリー
脳腫瘍で余命わずかと宣告された僕(佐藤健)。その前に、自分と瓜二つの悪魔が現れる。悪魔は僕に、余命を一日与える代わりに僕が大切だと思うものをこの世から無くすという条件を提示する。電話、時計、猫…あるものが世界から消えていくごとに僕の大事な思いでも消えていき、そして僕は命を長らえる。恋人の思い出が消え、友人との思い出が消え、そしてまた家族との思い出が消えていく。そんなとき、今は亡き母からの手紙が僕の元に届けられた。それは、昔の恋人に母が託していたものだった。世界からものが消え、思い出が消えていく中で、その手紙の中には決して消えることがないものが残されていた。それを読んだ僕は決意する─。
川村元気が著作した同名のベストセラー小説を映画化したもの。
▶ 映画館環境
TOHOシネマズ日本橋スクリーン7は座席数406、スクリーンサイズ18.7×7.9mTCXと大きな劇場。A列からE列までが前方ブロック、F列からO列が後方ブロック、H列とI列がプレミアシートという構成。ブロックごとの手すりも柵もないので、後方ブロック最前列となるF列が最高の席と考える。選んだF21はスクリーンを前にやや右よりの席。
▶ 作品レビュー
ロケーション、佐藤健、原田美枝子、以上が個人的に良かったところ。あとは全く共感できず。共感できないところがたくさんあったとはいえ、函館を上手い具合に捉えていた絵、ブエノスアイレスでのぎらついた色味、主軸をなしていた佐藤健と原田美枝子の演技など好感を持てたところも少なくなかったので、所々で心が揺さぶられた。
基本的に死をもって涙を誘うような展開が多くて、そういうスタンスのこの作品自体には好感を持てない。宮崎あおいのあの涙と叫びも死をもっての反応だと分かると、何だか幻滅を覚えてしまった。
結局は猫好きしか共感できないのでは?という絵作りだったように思えてならない。猫好きでない自分が単にこの作品を楽しめなかったこじつけに過ぎないかもしれないが、猫の癒やし効果で全ての悲劇を丸め込んでいるように見えてならない。
自分にはこの映画の本質を見抜くことができなかった。一体、何を主張したいのかよく分からない。単に自分の洞察力のなさや感受性の弱さで、この作品を理解できなかったのかもしれない。
この作品に対して思ったことといえば、エンディングのテーマ曲が印象的に流れたところ、故にこのテーマ曲を前面にプロモーションをしていたのだと理解できたし、それが非常に効果的だったということ。ベストセラーを映画化したからヒットしているわけではなく、懸命なプロモーションが奏功しているのだと思った。
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