原題:Eye in the Sky
公開日:(イスラエル)2016年3月10日 (日)2016年12月23日
配給:(英)Entertainment One (日)ファントム・フィルム
時間:102分
G
監督:ギャビン・フッド
脚本:ガイ・ヒバート
出演:ヘレン・ミレン(キャサリン・パウエル大佐)
アーロン・ポール(スティーヴ・ワッツ)
アラン・リックマン(フランク・ベンソン中将)
バーカッド・アブディ(ジャマ・ファラ)
ジェレミー・ノーサム(ブライアン・ウッデール)
イアン・グレン(ジェームズ・ウィレット英外相)
モニカ・ドラン(アンジェラ・ノース)
フィービー・フォックス(キャリー・ガーション)ほか
製作:ジェド・ドハーティ
コリン・ファース
デビッド・ランカスター
製作総指揮:ザビエル・マーチャンド
ベネディクト・カーバー
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
美術:ジョニー・ブリート
編集:ミーガン・ギル
音楽:ポール・ヘプカー
マーク・キリアン
鑑賞日:2017年1月4日
場所:TOHOシネマズシャンテ CHANTER-1 D1
■ ストーリー
ケニア・ナイロビ上空からテロリストを攻撃しようとしているのはアメリカ軍の無人航空機、いわゆるドローン──。
それを直接指揮するのはイギリス軍のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)、彼女はロンドンからアメリカ・ネバダ州へとドローンを操縦する米軍兵士に指令を送る、まさしく英米合同の壮大な遠隔軍事作戦が展開されようとしていた。
英米軍はある重要なテロリストがナイロビに潜んでいることを突きとめ、どうにかして捕獲しようとドローンを使い偵察していた。
会議室では軍関係者や政治家たちがその映像を見守る。
すると、凶悪なテロリストが大量の爆弾を身にまとい、これから自爆テロを敢行しようとしている映像が映し出されてきた。
捕獲作戦が攻撃作戦へと変更され、ロンドンからネバダへとミサイル発射の命令が出される。攻撃目標はナイロビの住宅地、一般市民が巻き込まれる可能性が高い。しかし、この好機を逃せば、自爆テロによる大きな犠牲は計り知れない。
命令を出す側も受ける側も、刻々と変化する状況の中、様々な思いが去来し、その場その場にいる各々が互いに葛藤し、苦しみ抜く。そして、ある一つの選択が成され、それによる結果がもたらされる…。
▶ 映画館環境
TOHOシネマズシャンテ CHANTER-1
座席数:225 スクリーンサイズ:3.5×8.2m 中規模な劇場といったところ
D1は前から4列目、スクリーン向かって左端
端でも問題なかったけれど、理想は中央の通路側の席もしくはC1、C18辺りだろうか
年始のためか年配中心にやや混雑していて思うように席を取ることができなかった
▶ 作品レビュー
ドローンを使ったミリタリーもの、悲しいというか、悔しいというか、やるせないというか、非常に面白かった。人道的観点からの描き方、ハイテクが一方的な攻撃に介入している現実、小さな犠牲で大きな悲劇を防ぐという観点、それら予想通りの内容ではあったけれど、攻撃する際のジレンマなるものを非常に巧みに表現していて、予想以上にハラハラドキドキさせられてしまった。
映像も、冒頭のタイトルバックからエンドロールに至るまで、非常に練られていてしかもカッコ良くて、ずっと集中して見ていたように思う。
ヘレン・ミレンの軍人役が、正直、嵌まっていたのか違和感があるものだったのか判断がつかなかったけれど、個々の演技など問題にならないくらいに展開が面白くて、しかも戦争賛美にも平和主義にも偏ることができない現実的な問題をしっかりと提示しているような気がして、少なからず考えさせられるところがあった。
映画は終わっても、描かれている事柄には終わりが見えないというふうに捉えることができたので、なおさらこの作品を評価したくなってしまった。
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