湯を沸かすほどの熱い愛(2016年・日本)
公開日:2016年10月29日
配給:クロックワークス
時間:125分
監督:中野量太
脚本:中野量太
出演:宮沢りえ(幸野双葉)
杉咲花(幸野安澄)
オダギリジョー(幸野一浩)
松坂桃李(向井拓海)
伊東蒼(片瀬鮎子)
篠原ゆき子(酒巻君江)
駿河太郎(滝本)
エグゼクティブプロデューサー:藤本款、福田一平
プロデューサー:深瀬和美、若林雄介
アソシエイトプロデューサー:柳原雅美
キャスティングディレクター:杉野剛
撮影:池内義浩
照明:谷本幸治
録音:久連石由文
美術:黒川通利
装飾:三ツ松けいこ
音響効果:松浦大樹
ヘアメイク:千葉友子、酒井夢月
衣装:加藤麻乃
編集:高良真秀
音楽:渡邊崇
主題歌:きのこ帝国
助監督:塩崎遵
ポストプロダクションプロデューサー:篠田学
ラインプロデューサー:大熊敏之
鑑賞日:2016年11月16日
場所:TOHOシネマズ流山おおたか森 スクリーン7 L-15
■ Introduction(公式HPより)
死にゆく母の熱い想いと、
想像もつかない驚きのラストに、
涙と生きる力がほとばしる
家族の愛の物語。
宮沢りえ他、
豪華キャストの心を沸かしたオリジナル脚本
“死にゆく母と、残される家族が紡ぎだす愛”という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストにより、涙と生きる力がほとばしる、驚きと感動の詰まった物語に昇華させた本作。自身が手がけたオリジナル脚本で商業デビューを飾ったのは、自主制作映画『チチを撮りに』(12)が、ベルリン国際映画祭他、国内外10を超える映画祭で絶賛された、中野量太監督。脚本を読み、「心が沸かされた」と出演を決めたのは、『紙の月』(14)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞他、2014年の賞レースを総なめにし、名実ともに日本を代表する女優となった宮沢りえ。会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持ちながら、人間味溢れる普通の“お母ちゃん"という双葉役を、その演技力と熱量で見事にスクリーンに焼きつけました。気弱で引きこもり寸前の娘・安澄には、今もっとも注目の実力派若手女優・杉咲花。母の死に向かい合い、たくましく成長していく安澄を圧倒的な力で演じ切り、観る者の心を捉えて離しません。そして、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのはオダギリジョー、旅先で知り合った双葉の母性に触れ、人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李他、篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた期待の新人子役・伊東蒼が新しい家族の物語を彩ります。
この家族の熱い愛と、大きな秘密を、
ぜひ皆さんも共有してください。
■ Story(公式HPより)
余命2ケ月。
私には、死ぬまでにするべきことがある。
銭湯「 幸(さち)の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。
そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。
・家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる
・気が優しすぎる娘を独り立ちさせる
・娘をある人に会わせる
その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。そして家族は、究極の愛を込めて母を葬ることを決意する。
▶ 映画館環境
TOHOシネマズ流山おおたかの森スクリーン1
スクリーンサイズ3.9×9.4m、座席数165、中規模の劇場
L列は最後列
L-15は階段正面、スクリーン向かってやや右寄りの席
迫力とか心地とかは問題ないが、通路にある明かりが気になった
▶ 作品レビュー
ストーリーと俳優の演技が素晴らしくて、出来過ぎ、嘘くさい、綺麗すぎ、と思っていても、何度も泣いてしまいました。奇をてらっているようなエンディングもスゴくカッコいい。とはいえ、全体的には家族愛というものを基調としたスタンダードなドラマでした。そして何度も言いますが、何度も泣きました。
冒頭の宮沢りえ、何だか母親っぽいくない演技だなぁと思ったのも、終わってみれば納得。ついに死に行く人の演技までこなし、演じていない人的役どころを見つけるのも困難と思えるくらいに、あらゆるものを演じている彼女には称賛しかありません。その違和感のある母親像というものも、敢えて狙いで演じていたというのであれば、もはや彼女を批判する術などございません。
分かりやすさ重視、ストーリー重視の絵づくりにも好感がもてました。正直、あらすじなどを見ても全くそそられない映画なんですけれど─(あくまでも個人的見識)。この映画の観賞初期段階においても、合わないんじゃないかという懸念が拭い去れなかったわけですが、最終的にそんな不安は見事なまでに崩された感じです。
清く正しき感動的な映画でした。
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