ジュリエッタ

ジュリエッタ(2016年・スペイン)
原題:Julieta
公開日:(スペイン)2016年4月8日 (日)2016年11月5日
配給:(日)ブロードメディア・スタジオ
時間:99分

監督:ペドロ・アルモドバル
原作:アリス・マンロー
脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:エマ・スアレス(現在のジュリエッタ)
   アドリアーナ・ウガルテ(若き日のジュリエッタ)
   ダニエル・グラオ(ショアン)
   インマ・クエスタ(アバ)
   ダリオ・グランディネッティ(ロレンソ)
   ミシェル・ジェネール(ベア)
   スシ・サンチェス(サラ)
   ロッシ・デ・パルマ(マリアン) ほか
製作:アグスティン・アルモドバル
   エステル・ガルシア
撮影:ジャン=クロード・ラリュー
美術:アンチョ・ゴメス
衣装:ソニア・グランデ
編集:ホセ・サルセド
音楽:アルベルト・イグレシアス

鑑賞日:2016年11月8日
場所:新宿ピカデリー シアター4 J-8


■ Introduction(公式HPより)
巨匠ペドロ・アルモドバルが本当に描きたかった
運命に翻弄された“母”と“娘”の感動の物語
1980年代に『神経衰弱ぎりぎりの女たち』『アタメ』といったセンセーショナルな快作や異色作を連打したのち、キャリアを重ねるごとに円熟味を増し、世界的な巨匠の地位を揺るぎないものにしたペドロ・アルモドバル。思いがけない運命や偶然に翻弄される登場人物を主人公にして、人生の豊かさや複雑さ、人間の愛おしさや切なさを描かせたら当代随一のストーリーテラーであるこの名監督の最新作『ジュリエッタ』は、深い哀しみに引き裂かれたひと組の母娘の物語だ。アルモドバルが“女性賛歌3部作”と呼ばれる自身の代表作『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』『ボルベール〈帰郷〉』にも通じるエモーショナルなテーマを追求するとともに、魔術的なまでに深みを湛えた語り口で観る者を“虜”にするヒューマン・ドラマである。
主人公ジュリエッタ役にアルモドバルはふたりの女優を初めて起用。スペインのベテラン女優エマ・スアレスが“現在”のジュリエッタを演じ、NHKで放送されたTVドラマ「情熱のシーラ」で脚光を浴びた新進女優アドリアーナ・ウガルテが“過去”を演じている。監督は「ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、マリサ・パレデス、セシリア・ロスといった私の女神たちと肩を並べる存在になった」とふたりを絶賛。原作はカナダのノーベル賞作家アリス・マンローが2004年に発表した『ジュリエット(Runaway)』。 同一主人公でありながら独立した短篇「チャンス」「すぐに」「沈黙」の3編をアルモドバル自身がひと続きの物語として脚本化した。
■ Story(公式HPより)
居場所も分からない娘に充てた
届くはずのない一通の手紙

母が綴った“本当に娘に伝えたかったこと”とは──


娘は突然、何も言わずに
姿を消してしまった

──過ぎ去った空白の12年間


ジュリエッタは
過去を振り返り
あらためて
姿を消した娘を想う・・・


スペインのマドリードでひとりで暮らしているジュリエッタは、自分を心から愛してくれている恋人ロレンソにも打ち明けていない苦悩を内に秘めていた。ある日、ジュリエッタは偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけたわ」と告げられ、めまいを覚えるほどの衝撃を受ける。12年前、ひとり娘のアンティアは理由も語らずに、突然姿を消してしまったのだ。ジュリエッタはそれ以来、娘には一度も会っていない。忘れかけていた娘への想いがよみがえる。ジュリエッタは、心の奥底に封印していた過去と向き合い、今どこにいるのかもわからない娘に宛てた手紙を書き始めるのだった……。

▶ 映画館環境
新宿ピカデリーのスクリーン4は座席数129。スクリーンサイズは不明。箱のサイズに対してスクリーンサイズは大きい。J-8は最後列のスクリーン向かってほぼ真ん中。最後列でもスクリーンは大きく見える。個人的にはJの14か15が狙い目。
平日の夕方の上映。結構な入り。やはり監督のネームバリューは大きい。

▶ 作品レビュー
濃厚な色味と深みのある絵が非常に印象的。
話はアルモドバルらしい数奇な人生もので、飽きることがなかった。
完全に虚構だと感じるし、監督のワールドでしかないと思うものの、完璧なまでにそれを追求していて、大いにその世界観に魅せられてしまった。

現代のジュリエッタを演じているエマ・スアレスは不思議な魅力を放っていて、非常に魅力的。自分にはあのジュリエッタ・マッシーナにしか見えなかったのだが、まさかそのジュリエッタなのか!?と今更ながら思わないでもない。

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